UAE移住を検討した製造業オーナーが、フリーゾーンと本土で悩んだ話
中堅製造業のオーナーがUAE移住を本格検討。無税の魅力と、製造・物流を伴う事業ならではの論点を率直に語る。
なぜ海外移住を考えたか
国内製造の利益が安定する一方、事業承継と資産防衛をどう設計するかが課題でした。個人所得税ゼロのUAEは、Exit後・承継後の資産を守る選択肢として強く意識しました。
移住先をどう選んだか
シンガポール・マレーシア・UAEを比較。最終的にUAEを本命にしたのは、個人課税ゼロのインパクトと、欧州・アジア・アフリカをつなぐ物流ハブとしての位置づけでした。
ビザ・税務・法人設立で苦労したこと
最大の論点はフリーゾーン法人かメインランド法人かでした。在庫を本土で動かす製造・物流ならメインランド、持株・知財ならフリーゾーン、という使い分けを理解するのに時間がかかりました。
2023年に導入された9%法人税も、課税所得37.5万AED以下は実質0%で、初期の影響は小さいと整理できました。
家族・教育・生活面
ドバイは英米系インターが非常に多く、子ども2人の学校選びは選択肢が豊富でした。一方で夏の酷暑と完全な車社会は、家族の生活設計で覚悟が必要でした。
事業への影響
中東・アフリカ向けの新規取引が動き始めました。物流ハブとしての立地は、製造業にとって想像以上に大きな武器です。
資産管理・金融機関
法人口座のKYCは厳格でしたが、事業実体を示して開設できました。多通貨・プライベートバンキングの選択肢が豊富な点はUAEの強みです。
これから移住する経営者へのアドバイス
製造・物流を伴う事業は、フリーゾーンとメインランドの使い分けを最初に設計してください。「無税だから」だけで飛びつくと、事業の実務でつまずきます。
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